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きょうのおやつは

こんにちは。

今日のひがわりおやつは2種類。

追加で焼いた甘夏ショコラマフィン(250円)と、こちら

北海道産きたあかりとスモークサーモンをつかった『ケーク

・サレ(250円)』。塩味がきいていて、おかずにもう一品と

いうときにもおすすめします。

 

今日は風もなく、おだやかな1日になりそうです。

いろんな刺激をいただいた昨日の講演会の感想はまた

後日。

 

2015-05-25 10:48 AM|メニュー紹介Comment(0)

森について考えてみる

こんにちは。

朝のうちいっぱいだった雲はいつのまにか縮んで、いまは平和な

日差しが緑をきらきらと輝かせている清里。気温も高めです

『甘夏ショコラマフィン(250円)』などなどご用意して本日もお待ち

しております。

 

さて、短絡的すぎるとか非現実的という自分の声に耳を傾けながら

書きます。後継者が見つからないなどの理由で手放される田畑

あると聞きます。そのたびにこう思うのです。じゃあ、森に戻してみ

ませんか、と。木を植えたり水の流れをつくったりしながら、もともと

そうであった姿に戻してみては、と。

農業に詳しくない僕でも、隣接する耕作地への影響があることくらい

は想像がつきます。でも少なくとも、どなたかの負担も一緒に梳き

こまれる土から良い作物が育つとも思えませんし、ひとが(機械を

操ったとしても)相手にできる自然の範囲には限りがあるとも最近

感じるのです。だから手放して、還す。

この、けっして大きな声では言えない素人の思いつきをブログだけ

こっそり残そうとおもったのは、この絵本を読んだからです。

『森はだれがつくったのだろう? 』

耕作放棄地となった200年前から豊かな森が形づくられていく

までの、とある土地の変遷を時系列に沿って丹念に描いた絵本

です。

 

森はだれがつくったのか? モノクロで描かれたさまざまな動植物

がタイトルの回答として各ページに登場し、ページを捲るたびに

目を楽しませてくれます。シンプルなペン画だけど優雅で、大切に

飾っておきたくなる1冊。

「みなさんのまわりにある草原や雑木林はどんなふうにしてでき、

どのように変わっていくのでしょうか。(中略)100年後の森の姿

を想像するのは、とても楽しいことではありませんか」

訳者の河合雅雄さんが冒頭で書いたこの文章に、一緒にうんうん

頷いてくれるひとがいるといいのだけれど。

童話屋 税込1404円

 

2015-05-23 1:46 PM|とり扱い雑貨あれこれ/メニュー紹介Comment(0)

tupera tuperaの絵本で柔らか頭に。

こんにちは。

愉快すぎる書籍がとどきましたのご紹介します。

『木がずらり』(税込1512円)と『みんなそれぞれ』(税込1404円)。

亀山達矢さんと中川敦子さんによるユニットtupera tupera

(ツペラツペラ)による2冊です。絵本やイラストレーション

はじめ、工作、ワークショップ、舞台美術、アニメーション、

雑貨など様々な分野で幅広く活動しているとのプロフィール

どおりの奔放な創造力がたっぷり堪能できる作品です。

思考が凝り固まってしまっているとき、なんとなく閉そく感に

縛られているときにひらいてみるのがおすすめ。独創的で

大胆不敵なビジュアルが制約や抑圧から心を解き放って

くれると思います

 

愛媛産有機甘夏のマーマレードが売り切れてしまったので、

少しだけですが追加でご用意しました。不安定な天候が

つづいて体調を崩されるまえに、たっぷりの角切りの皮で

ビタミン補給いかがでしょう。

日替わりおやつは胡桃入りとプレーンのビスケット2種

をご用意しています。

「みんなそれぞれ」の1頁。ところどころにこっそり散らばめ

られたユーモアがたまりません。

じゃばら式の構造でカバーに厚紙。ひらくとインクの匂いが

ふんわり。みてさわってひらいて、と眺める楽しみに、触れる

喜びもある名作「木がずらり」。ほんとうにおすすめです。

 

2015-05-16 3:35 PM|とり扱い雑貨あれこれ/メニュー紹介Comment(0)

春なので

どことなくぼんやりとした空の色合いと残雪の斜里岳。

日差しも柔らかく、春らしい一日になりました。窓の

むこうで揺れる緑に眠気を誘われます。

今朝、なんとなく見下ろした庭に、なにものに無遠慮に掘り起こ

された跡をみつけました。きっとキツネとモグラの追いかけっこか、

「ねえ奥さん、奥さん、私はここにプロポーズに来たですよ」緑色

の獣(村上春樹さんネタ、わかりますか?)がもぞもぞ這い出してきた

痕跡でしょう。まあ春ですから動物も動物的なものもアグレッシブに

なります。そういえば、畑をうろつくキツネの姿もしばしば見かるよう

なりましたから、ご来店のさいは速度のだし過ぎにご注意を。動物

の都合ばかり気にしてはいられませんが、かといってけっして人間

優先なわけでもありません。

 

さて新メニューのご案内です。

清里産小麦の新作「平焼きパン」です。長時間発酵させた生地

フライパンで1枚ずつ焼いて出来上がり。香ばしく、もっちりとして

いてそのままでもおいしいですし、時期がきたら地元の新鮮な

野菜をつかったサンドもつくろうと思ってます。

 

さらにイベントのおしらせですが、24日に予定している川崎康弘

さんの講演会が、最少催行人数にとどきましたので開催決定

です。残席あと4名分ございます。

さらにさらに。ものづくりのたのしさを伝えるをコンセプトに、日本

や世界に根付く価値ある手しごとについてを伝える季刊サルビア

の取り扱いが近々始まることもあわせてお知らせしておきます。

ほかにも春らしく、ちょっとずつ「新しい」を並べていきますので

どうぞよろしく。

 

2015-05-11 1:53 PM|お店のつれづれ/メニュー紹介Comment(0)

焼き立てあります。

こんにちは。

きょうはおやつに『はちみつくろごまマフィン(250円)』、ひさし

ぶりに『チーズペッパーベーグル(230円)』をわずかですが

ただいま焼いておりまして、おなじく焼き立てでプレーン

ベーグルもございます。テイクアウトも歓迎です。

前回の写真。好評いただきました。

 

なんだかギアをひとつあげたような具合に緑がいっきに

濃くなってきました。店の玄関口のホップも日ごとに背丈

を伸ばし、地べたにはにっくきスギナのスギちゃんが

「抜かれてもまたすぐに生えくるぜ~、ワイルドだろ~?」

とどんどんふえてきています。毎朝のちょっとした観察が

たのしい季節。そんななか、今朝はご機嫌そうにあたりを

ぴょんぴょん飛び回るノビタキも目を楽しませてくれてます。

そろそろヒナがみられる時期。ぶじに孵ってくれるといいなあ。

あ、ノビタキと言えばちょっと汚い話題になりますが、閉店

に来店されたかたはお気づきかもしれません。看板に白ペン

で書いた「CLOSE」が、いつのまにか心ない悪戯により

「KLOSE」と書き換えられてしまいました。Cの左そでに見事

な白い縦線をひいてK。あそこを止まり木につかうのは

ノビタキだけなので、犯人はやつらと考えて違いない。しかし

角度的にはそうとうな技術がいりそうで、くやしい反面、

ちょっと感心してしまいました。

ではほんじつもお待ちしております。やや肌寒いので

あたたかい恰好でどうぞ。

 

 

2015-05-09 10:53 AM|メニュー紹介Comment(0)

「ききがたり ときをためる暮らし」

こんにちは。11時をまわって風がでてきました。昨日は昨日で、

また砂煙で視界がさえぎられるほどの強風が南から北へむかい

走りぬけていきました。

今日はヘーゼルナッツからつくったクリームのベーグルサンドを

新作としてご用意しました。ナッツの香ばしさが存分にあじわえる

クリーム、おすすめです。

 

「光ある晩年はみずから創る。」

書店の手書きPOP風に一言で紹介するなら、こんな感じでしょうか。

3度目の入荷になる人気の実用書「ききがたり ときをためる暮らし」。

かつて都市設計家、建築家として活躍した津端修一さんと英子さん

夫妻がおくる風土にねざした半農生活が、その根っこをなす思想も

ふくめてメッセージ性豊かにまとめられた1冊。ききがたりといっても

問答が続く形式ではなく、津端家の営みのエッセンスを夫婦それ

ぞれの視点で解説していく構成でして、たとえば興味のあるパート

を復習したりするなど、つまみ読みできるのも実用的でいいのです

無理のない、でも能率的なキッチンガーデンのつくりかた、お金と

モノに頼らない暮らしのきりもり術、いつもおおらかでいられるため

の秘訣。ぜんぶは到底マネできませんが、日々に込められる思い

だけでもすくいとれたら未来が明るくなる気がします。

暮らしの断片をきりとった素敵な写真や 

深みと重みを感じる言葉たちがたくさん。 

自然食通信社発行 1,944円 

 

2015-05-03 12:06 PM|とり扱い雑貨あれこれ/メニュー紹介Comment(0)

今日も鳥は。

春夏秋冬、さまざまな鳥の囀りで賑わうこの場所。今日はノビタキに

ホオジロ、ハシブトガラ、オオタカ(たぶん)の姿を確認、ウグイスの

ホーホケキョも近くの防風林から届いてきました。

面白かったのはハシブトガラのペア。キッチン裏に現れた2度とも、

その小さな口にふんわりした塊状のをくわえていたです。

その供給元としてこのへんで考えられるのは、隣家の老犬ムギを

のぞいて他にはいません。たしかにモフモフとしたその体毛は脂分が

多いのか、撫でると指のかかりがとてもよくて、色々をくっつけあって

こしらえていく巣には理想的な原材料かもしれないねえと妙に納得

です。しかしながら本人はいいのだろうか? ブラッシングで抜けた分

ならまだしも、何しろまれにみる平和主義な犬だから、もしかしたら

むしられるまま文句のひとつも言わず、気づけば頭部以外、皮膚が

むき出しになっちゃったらどうするんだろ…。いや、むしろ暑苦しくて

たまらないこのモフモフを夏がくるまえに脱ぎ捨てたいと、取引の

ようなものがあったのかも…?

は~、じつになごみますなあ。鳥は日々、いろんなかたちで平和

授けてくれるものです。

 

さて、本日の焼き菓子はこちら。

ちょこんと顔をだしたティラミス風味のクリームがポイントの

マフィン(250円)です。こちらテイクアウト不可なので、帰省

などの手土産はスコーンか各種ベーグルをどうぞ。

書籍のおすすめは

『おくりものはナンニモナイ』  あすなろ書房

パトリック・マクドネル著 谷川俊太郎訳 1,296円

仲良しの犬アールに贈りものをすることをきめた猫のムーチ。

でも、犬的になんでももっているアールを喜ばせるプレゼントを

ムーチは思いつけない。

悩みぬいたすえにムーチが箱に詰めた、とっておきのギフトとは?

 

絵も言葉もシンプルで素朴なのにとても豊かな本だなあ、と思い

ました。僕にとっての絵本のひとつの理想形と言えます。

ラストの見開きにはいつ、なんど見てもほろっとさせられます。 

  

2015-05-01 5:08 PM|お店のつれづれ/メニュー紹介Comment(0)

暑いので。

とつぜん暑くなりましたので

新顔、鹿児島産茶葉べにひかり、べにふうきを一晩かけて水出し

抽出したアイスティーや、毎年たくさんのかたに飲んで頂いている

水出しアイス珈琲ほか各種アイスドリンクに、

ぜひともヨーグルトやアイスクリームに合わせて試してほしい

甘夏のマーマレード、

児童書のくせにラストがいつも絶望的で、子どもは一人で

トイレにいけなくなること必至のホラー短編集、

さらにはシャチなんかもいかがでしょうか。羅臼沖で。

 

アツいといえば、このたびの町長選挙。44年ぶりの

投票ということで全国的にも注目を集めたようですが、

結果は現職が辛くも勝利をおさめました。

いろんな解釈ができる得票差ですが、個人的には

種は蒔かれた。こんなふうに捉えています。

2015-04-27 3:28 PM|メニュー紹介Comment(0)

5月の予定

こんにちは。

ブログって思いの丈を余すところなく綴った長文でも読んでもらえる

のか、それとも要点だけに絞ったほうが受けいれられやすいのか、

ちょくちょく悩むんですけど、どっちに決めてもけっきょく長くなって

しまうのが私です。  で?

 

さて5月のスケジュールです。

営業日

1日(金)※、2日(土)、3日(日)、4日(月)、5日(火)、9日(土)、

10日(日)、11日(月)、16日(土)、17日(日)、22日(金)※、

23日(土)、24日(日)、25日(月)、30日(土)、31日(日)

※喫茶営業につき、ドリンクと雑貨類の物色、斜里岳観賞でおたのしみ

ください。食事の用意はございません。

 

もよおし

『あの草をなまえでよぼう第3回 来運遠足』

5月18日(月) 10:30~13:00

内容:「雑草」としてくくられがちな野草それぞれの名前や素性を、

   プロの解説で学んでいく野外授業の3回めです。今回は

   美しい苔も拝める、店から徒歩20分の来運公園が教室。

   講師はおなじみ知床博物館の内田暁友学芸員です。

定員:4~9名  参加費:500円

電話または来店にて直接、あるいは本HPのContact経由にて

お申込みください。5月11日(月)締め切りです。

 

24日に予定しております、野鳥の会オホーツク支部長川崎さんの

お話会は打ち合わせ中につき、また後日のご案内で。

 

明日のおやつは『いちじくのケーキ(280円)』。『ラムレーズンの

ベーグル(200円)』もたっぷりご用意しておきます。

また水出しアイス珈琲(600円)も微調整がすんで解禁。アイス

カフェオレ(650円)も登場しますよ。

仕込みをほぼ終え、

模様替えによるドタバタも収まり

あとは明日、予定どおりに書籍がとどけばすっきりです。

 

2015-04-24 2:05 PM|だいじなお知らせ/メニュー紹介Comment(0)

「オレゴンの旅」

クマと道化師が働いていたサーカス団をとびだし、新しい道へと歩き

だす過程を淡いタッチと呟くような言葉で描いた物語「オレゴンの旅」。

けっこうな数のクマ本を置いている当店ですけれど、これはそのどれ

とも異なった趣きをもっていて印象派みたいな画風も好みで仕入れて

みた1冊です。

 

 

ことばはなく、ピエロの落しものにメッセージをこめた静かなラストは

子どもよりも人生経験豊富な大人たちの胸をうつようです。この春、

別れで負った傷のぬりぐすりになりそうな気も。

らんか社 1620円

 

ちなみにキッチン班では、もっか水出しアイス珈琲のチューニング

中。来週からの提供をめざしています。豆はいきものだけに理想の

味を表現するのはなかなか難しいんですけど、何しろこれがないと

がはじまりませんから。

 

それとご要望にこたえ、和紅茶の茶葉(鹿児島産の希少種である

「べにひかり」と「べにふうき」となります)の販売を再開したことも

あわせてお知らせしておきます。

50g(5gで約2杯分)で400円。店のメニューとしては和紅茶と

和紅茶ミルクで提供してまして、さらにこの夏からは水出しの

アイスティーとしても、この味わい深い茶葉を愉しんでいただき

ます。

 

2015-04-20 12:54 PM|とり扱い雑貨あれこれ/メニュー紹介Comment(0)

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