こんにちは。
秋休みもおわりにちかづき、キッチンでは仕込みを再開。広報係からは
今週土曜の営業日からの催しについてのお知らせです。
『月のチーズ販売会』 11/21~売り切れまで
道内ではめずらしくフレッシュタイプ専門のチーズ工房として創業し、
地元産素材に光をあてながらクリームチーズなどを作り続けている
月のチーズ。もともとは東京にある輸入販売会社の営業職として世界
のチーズ産地をめぐり、仕入れ、売る立場から一転、道北は滝上町
の小さな集落におちついてつくり手に、というユニークな経歴をもつ
月村良崇さんが代表をつとめます。
「パリジャンがマルシェの量り売りでまいにち気軽にチーズを買って
いく。そんな文化と、そのためのチーズを日常的なものにしたい」。
それが10数年前の月村さんに独立をうながした思い。だからその
手から生まれるのはとくべつではなく、日々、なにげなく食卓にあり、
気軽に口にはこばれるチーズです。自然で身体によくて。
月村さんのチーズづくりは、だから搾乳からスタートします。まだ
夜のあけないうちに、信頼をよせる牛飼いのもとへでむき、こまやか
に状態をたしかめて持ち帰る。それが月のチーズの素になります。
できあがったチーズは毎日すこしずつ酸味がぬけて味もかわります
が、それは安定剤や調整剤などの添加物に頼らないことの証です。
その誠実な姿勢と、だからこそのまじりけのない美味しさは全国的に
たかく評価されていて、東京発の雑誌ではお取り寄せグルメの名品
と紹介され、道内外の大手百貨店の道産チーズ棚ではすっかり
定番品となっているようです。
以前から「いつかご一緒できれば」と温めていた思いに月村さんが
こたえてくださって、本企画が実現。コクがあるのにクセがなくて、
あわせるものの旨みを絶妙に引き立ててくれる(当店のスコーンとも
驚きの好相性でした)プレーンのほか、ギョウジャニンニクや
ハスカップといったフレーバータイプが4種というラインナップ。
そのままでもスプーンが止まらず、パンにクラッカー、サラダと、
多様な組み合わせで食事やおやつの時間を愉しませてくれる
クリームチーズを、この機会にぜひ味わってみてください。
写真とより詳しい内容は金曜の商品到着後にまたあらためて。