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HÜTTEのブログ

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本読みの季節に夜の図書室。

こんにちは。

ぼへぇ~と口が閉まらない蒸し暑さも盆を境にぴたりと消えて、

長袖が欠かせないここ最近。あまりのギャップのせいか、もう秋

を迎えたような感がありますが、まだ8月。妙なズレに戸惑うこと

たびたびな毎日です。

 

今日のおやつはクリームチーズを贅沢につかい、大きめに

焼いた『ティラミスマフィン(280円)』。日差しに力があるので

カフェオレグラニテもご用意しました

季節がわりでメニューにも少し変更があります。ルッコラが

実をつけてしまったので、「生ハムサンド」は終了。

プレートのジャムには柑橘にかわってブルーベリーを出して

います。

 

ところで読書の季節に、ちょっとした提案です

「本に没頭したい。でも家のどこにもそのための静かな居場所

ない…」。そんな渇きに悩む人のために夜のひととき、店を

解放する、名付けて夜の図書室化企画。

概要はつぎのとおりです。

・4組8名定員の事前予約制。もちろん1名利用もOKです。

・食事の提供はありませんが、日によっては焼き菓子のご用意

があります。ワンドリンクオーダーをいただき、寒い日は暖房費

も少々頂戴します。

・持ちこんだり店内の蔵書を閲覧したり、販売本をお買い上げ

いただいたりして手にした書物と、何にも邪魔されることなく

向き合っていただく。だから余計なおしゃべりや電子機器の

使用はお断りいたします。

・時間帯は18時~20時くらい。9月は6日、13日、18日、27日

4日間をとりあえず設定しています。予約は1週間前まで

(6日のみ、1日の火曜締め切りといたします)に電話か店頭、

もしくはメールでお願いします。

・天気の急変が怖いので、今年は雪が降る前までやってみます

 

星空のしたでひっそりと灯りをつけている小屋のなかに、

音にならない言葉や思いがゆっくり静かに渦を巻いている。

そんな空間を思い描いています。

 

僕ら自身、探していた空間を目指していきます。 

 

2015-08-30 11:56 AM|もよおしもの/メニュー紹介Comment(0)

きょうの焼き菓子と本

こんにちは。

店と道道をつなぐ取り付け部分の付け根に、きのう見慣れない

花をみつけました。誰かが植えたのか、風がたねをおとして

いったのか。それとも鳥のしわざか。どっちだろう。それとも、

そのどれでもない偶然によるものか。考えてもわかりません。

ただ、なんにせよ嬉しいであいです。緑の混沌とした群れの

なかに、その淡い薄紫は目をひくし力強さも感じます

朝顔に似た花弁はきょう、ひとつ増えて、ひとつはしぼんで

いました。

『みちくさの名前 雑草図鑑』 吉本由美著

道ばたで揺れる草花たちのひとつひとつ焦点をあてつつ、

園芸のプロを指南役にその名前と個性を説き明かしていく。

スタイリストでエッセイの著作もおおい著者の、そんな散策

型草花授業の様子が綴られた1冊です。

まるで両手ですくいあげて見つめるような親密さで紹介する

植物のなかには、そのへんに生えてる草もあってためになり

ます。吉本さんがいうように、言えなくても日常に支障をきたす

ことはないけれど、名前を呼べたら、人生をより肯定できるの

が草花や鳥、ですね

 

 

知識が凝縮されていて間違いなく「お値段以上」の内容であり

ます。

リアルな草見を希望の方には、10月19日月曜に開催がきまった

うっちー学芸員引率の秋の遠足をおすすめします。詳細はまた

後日。

 

おやつは『珈琲ケーキ(280円)』。みため素朴ですが、珈琲

の生地のなかにごろっといれた胡桃の香ばしさが隠れた、中身

の濃い焼き菓子です。先週から再開した梨山烏龍茶か和紅茶

ミルクあたりと好相性です。

朴訥だけど噛むほどじんわりおいしさが伝わる。そんなのを

目指しています。

2015-08-22 1:17 PM|とり扱い雑貨あれこれ/メニュー紹介Comment(0)

詩とクラッカーと雨の午後

雲からまっすぐに零れ落ちてきた雨が、音もなく地表に

吸い込まれていきます。気温は20℃くらいでしょうか、

窓をあけないですごす昼はひさしぶりです。

灰白色のお椀をかぶせられたように四方を雲で閉ざされ、

どこにも道が通じてないような気がするこんな日は、どこ

か気にいりの一か所に陣どり、読書に耽りたいもの。

かたわらに珈琲と片手でつまめる焼き菓子があれば

言うこと無しです。

「世界はうつくしいと」 長田弘著

日本を代表する詩人で、児童文学や評論など幅広い

分野において活躍された長田さんはことし5月に逝去。

50年におよぶキャリアにおける数多の著作のなかでも

とくに気にいりの1冊です。

詩といっても無暗に想像力を要求されることはなくて、

飾り気のない言葉がすっと心に浸みこんできます。

焼きあがったばかりのシナモン薫るライ麦クラッカー100円)

と、テイクアウトした珈琲を携えて活字の世界をうろうろする

午後、どうですか。

2015-08-18 2:01 PM|とり扱い雑貨あれこれ/メニュー紹介Comment(0)

背筋をのばして再始動

こんにちは。

昨日、一昨日とたくさんのお客さんがきてくださいました。

幹線道路からずいぶん外れたこんな場所に、わざわざ

寄り道してくださる。ほんとうにありがたいことで、背中を

ぱしぱしと叩かれたような数日でした。もちろんいつも

昨日と違う朝を迎えるわけですが、とりわけ今朝は新しく

感じられ、立ちあがる膝にぐぐぐっと力が宿っている感が

ありました。

 

今日のおやつは『りんごとくるみのケーキ(230円)』です。

焼きあがりの瞬間、じっくり漬けこんだラムレーズンの香り

でキッチン中が満たされ、朝から静かに揺れているやる気

が一瞬ぼっと燃え盛り、お腹がぐぅ、そんな一品です

(わかりにくい)。

 

誰かが巨大なほうきで空中をぶんっと払ったように、まとわり

つく暑さが跡かたもなく消えた本日。こんな本はいかがでしょう?

「山のパンセ」 串田孫一著 

 

「山からの手紙」 辻まこと著

 

山や森、そこに生きる動植物。深い思索から浮かびあがった、

それらにたいする愛や畏敬の心が淡々と綴られた、ナチュラ

リストの深い共感を呼び起こす名随想集です。

気ままに頁をめくったら、森の入口に立っている。そこから

小さな旅をはじめられる。そんな感じです。

知床でクマにあえなくても、ここにいます。

 

2015-08-17 12:21 PM|とり扱い雑貨あれこれ/メニュー紹介Comment(0)

つめたいデザートつくりました。

ほんのすこしだけ夏の終わりが見えるような風が

ゆっくりと吹いている向陽からこんにちは。

きょうは『ルバーブのチーズケーキ(220円)』を

ご用意しました。

きょうもどうぞゆっくりしにいらしてください。

 

2015-08-15 11:06 AM|メニュー紹介Comment(0)

半そで日和のおでかけ日和。

こんにちは。

きょうの風は暑すぎず冷たくもなく、強さも肌にやさしく、

いつもこんなだったらいいのに、と心から思わせる

理想的な吹き方で。日焼けと虫対策を済ませたうえ

での半そでがおすすめです。

今日のおやつはマフィンが2種類。「ルバーブ」と「甘夏

とレモンピール」でいずれも250円です。

本もいろいろ。

 

 

せんじつは、店のまわりから消えてしまった鳥の影をおいかけて

根室をたずねてみました。

春国岱、午前4時30分。

鳥見のスタンスでいくと半日はあまりに短すぎ、点在するいくつか

の観賞地をじっくり1週間ほどかけてみて回りたい、そんなことを

つよく思いました。また、明治公園ではたぶん鳥好きだけが立ち

入る隠れ観察スポットに、初対面のぼくらを案内してくれるおじさん

がいたり、「出勤前に」とスーツで撮影に勤しむ男性がいたり、

ひとつの文化として市民にバードウォッチングが根付いていること

を知った次第です。すばらしい。

2015-08-08 12:05 PM|メニュー紹介Comment(0)

書籍が届きました。

こんにちは。

続いていた高温傾向も、どうやらきょうはひと段落。夜半から

明け方まで続いた雨のおかげもあって、過ごしやすい1日に

なりました。避暑に来たはずの店内が外より暑くて、ずいぶん

申し訳ない思いをしましたが、きょうばかりは心配いらずです。

 

今日のおやつはメープルシロップとメープルシュガーで甘め

の生地にくるみをいれた『メープルくるみマフィン(250円)』。

グラニテカフェオレもたっぷりございます。

あえて粗めに残した皮の歯ごたえも好評の柑橘の自家製

マーマレード2種(晩柑と晩柑・甘夏ミックス)は残りわずか。

晩柑のサイダーも今週末の営業にて終了です。

 

続いて、さきほど届いた書籍をざっとご紹介します。

今回セレクトするにあたっては、過去、入荷早々にもらわれて

いったもの。つまり内容をじっくり吟味する環境にない当店に

おいても、短時間で読み手を引きつけた実績がある、を基準に

おきました。新顔(★)もいくつかございます。

 

「山からの絵本」 辻まこと

「山のパンセ」 串田孫一 ★

「世界はうつくしいと」 長田弘

「みちくさの名前。雑草図鑑」 吉本由美

「あさ・ひる・ばん・茶 日々の小話64」 長尾智子 ★

「皆川明の旅のかけら」 皆川明 ★

「ミナペルホネンの時のかさなり」 皆川明 ★

「あなたに贈る四季の色」 若菜晃子

「あしたも、こはるびより。83歳と86歳の菜園生活。

はる。なつ。あき。ふゆ。」 つばた英子 つばたしゅういち

「孤独の愉しみ方」 ヘンリー・デビッド・ソロー

 

「よあけ」 ユリー・シュルビッツ

「木のうた」 イエラ・マリ

「おくりものはナンニモナイ」 パトリック・マクドネル

「どうぶつがすき」 パトリック・マクドネル ★

「木がずらり」 tupera tupera

 

本の買い物だけでも歓迎ですよ。

 

 

2015-08-01 3:17 PM|とり扱い雑貨あれこれ/メニュー紹介Comment(0)

きょうのメニューとおすすめ湖

こんにちは。

いっきに気温があがった先週末にたくさんのかたが

味わってくださった甘夏につづく、自家製シロップの

柑橘サイダー第2弾、河内晩柑のサイダーが本日

から2週間限定の登場(品切れの場合あり)です。

和風グレープフルーツとの愛称も納得の、上品で

舌にやさしい苦みがすっと広がるこちらは1杯400円

です。

おやつには『ルバーブジャムのマフィン(250円)』を。

グラニテ・カフェオレもめいっぱい作ったので、ほてり

を冷ましにおいでください。

濃厚なゴマの風味がおいしい地場産ルッコラと生ハム

をあわせた、サラダ系のベーグルサンドもこんな日の

おすすめです。

 

きのう立ち寄ったコムケ湖(上)と隣のシノブツナイ湖(下)は

植物と鳥と虫のための世界で、ひとはごくささやかな存在

夕日も美しいらしく、道東「ひそやかな」観光にうってつけの

場所です。

Facebookでもうすこし写真を掲載していますので、コムケ

湖って!?なかたは参考のひとつにどうぞ。

 

2015-07-25 1:34 PM|お店のつれづれ/メニュー紹介Comment(0)

今週末の夏メニューと森ジャムのこと

こんにちは。

ようやく夏らしくなってきたところでことしも登場です。

『カフェオレ・グラニテ(550円)』。

深煎り珈琲と冷たいミルクをあわせてつくる、やや甘めの氷菓

です。昨年のもの(上写真)から、2015年版はいれものにも

ちょっとこだわります。

つかうのは気泡や凹凸が個性としてそのままいかされた、イラン

のガラス職人によるハンドメイド品。背丈さえ違っているという、

ある意味不安定なモノ作りは評価の割れるところかもしれませんが、

不確かな道をつきすすむ当店にはぴったりです。

横並びしないことを認めず、飛び出た角はすぐ叩いて矯正する

ような高いところで構える心ではいかんよ、と、そんな教えを

授けてくれるありがたい存在でもあります。実物はおみせで。

そして、気になる方は販売元SOMA JAPONさんのHPをぜひ

チェックしてみてください。(なまえにリンクをはっています)。

このグラス=コブレットの他にもさまざまなイランガラスや

心くすぐる生活道具を揃えて、通販にも対応してくださる店主

のお店です。

おやつも冷たく『さくらんぼのクラフティ(300円)』を。

たまごのまろやかな甘みのなかで、さくらんぼの甘酸っぱさが

アクセントに効いています。プリン好きにおすすめ。

そうそう、暑さしのぎにシュワッとしたい人むけの「自家製甘夏

シロップサイダー(400円)」は今週末にて終了です。

 

さて、ここからはちょうど1週間を経た森ジャムの振り返りを。

やっぱり良かったです。

こんかいもまた他のショップを見て回る余裕がほとんど

なく自店のブースにほぼ留まっていましたが、それでも

清々しい空気とたくさんの日差しと笑顔とありがたい言葉

と再会、思いがけない嬉しい訪問などがあって、まるで

いろいろ旅して景色や出会いを体験してきたような具合に

それはそれはいっぱいに心が満たされました。たった6

時間のこととは思えない密度。

こぢんまりとまとまっていて、スタッフさんたちの汗と笑顔

がちょくせつ目でみえて、そんなところもまた居心地のよさ

の源泉なんだろうなあ。乱立気味の道内イベント事情の

なかで、このコンセプトを貫いたままで変に規模を大きく

することなく飾りすぎることなくいてほしいです

こんかいもまた撮影のひまなしで、ブースからこっそり

撮った会場入り口。森の人Tさんが写ってます。

いつかは客としてのんびりこの空間を味わいたいもの

です。

 

ちなみに今週末と来週も土曜から火曜まで営業します。

美容師のかた、この機会にどうですか。 

 

 

2015-07-18 10:04 AM|もよおしもの/メニュー紹介Comment(0)

あまくて冷たいスイーツあります。

きょうはまずこちらから。

ちょうど一週間後にせまった森ジャムのフライヤーが実行部会の

ほうから届きましたので公開いたします。画像をクリックして拡大

版でご覧ください。

 

ひかえめなデザインのなかにぎっしりコンテンツイベントの本質

がうまく表現されているなあと感じるフライヤーです。

黒子として目立たず、さりげなくバックアップしてくれたスタッフさん

たちの人柄までも滲み出ているような。伝わるものがあります。

うん、なにかいい感じだね。と漠然とでも良い予感をもったかたは

ぜひ会場へ。その予感は高い確率であたると思いますので。 

実物は店舗にて配布してますから、どんどん持ち去ってください

 

ほんじつのおやつは『メープルくるみビスケット(200円)』と

絶賛冷蔵中の甘めデザートです。

たっぷりの生クリームとクリームチーズをあわせたムースに

 

晩柑と甘夏のシロップ漬けをのせて、冷たいまま味わって

頂く、暑さを忘れる1杯です。数量限定、450円です。 深煎りと

相性がよいと思われます。

ひさしぶりに晴れて気温もあがってきたので、自家製シロップで

つくる期間限定「甘夏サイダー(400円)」とともにおすすめして

います。

写真は釧路湿原国立公園の西に位置する湿原散策路、温根内

木道での1枚。どこまでもひろがるふかふかの緑のあいだを

進みながらつぎつぎ姿をあらわす可憐な花や小と対面する

という、心やすらぐアトラクションゾーンです。

2015-07-05 11:35 AM|もよおしもの/メニュー紹介Comment(0)

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