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HÜTTEのブログ

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この冬に向けて

こんにちは。

今日もHUTTEのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

今朝、水洗いを終えて斜里岳をビシーっと映した窓を眺めながら、ふと

ここに至るまでの時間の経過を思いました。

夏の盛りの楽しくも辛い内装工事と、その末に迎えたドタバタのオープン。

その後も不慣れ故の落ち着かない日々が過ぎ、きづけば間もなく3カ月。

まずまずよくやってきたなあと。

もちろん至らない点や突っ込まれると「記憶にございません」とかわさざる

を得ない不備も多々あるのですが、少なくとも当初からの思いやコンセプト

はブレることなく守り通せています。それについては、うん、よくやったと

認めて良いんじゃないかと、そんな風にも思いました。しみじみ。

 

さて、振り返りを終えたところで、この先の展望を少し。

まずはこの冬、HUTTEの貸し切り営業を検討していることをお知らせして

おきます。静かなロケーションで製作に没頭したいモノづくりサークルや

ワークショップなど、当店の雰囲気を好んでくださっている人たちに、一定

時間、有償でお貸します。料金設定など詳細はまたの機会に譲りますが、

早ければ11月下旬から対応できればと考えています。興味ある方は、

お早めにお問い合わせくださいませ。

 

続きまして書籍の販売について。

現在、本は閲覧用としてしか用意してない当店ですが、近々、販売用の

取り扱いを始める予定でおります。候補としては「アノニマスタジオ」さん

のものを第一に。ジャンルは衣食住にまつわるものが中心です。もしか

したら絵本も。いずれにしても、「買い求め易いやすい価格である本」を

基準にしていきます。

 

ポーカーフェイスとよく言われる店主ですが、店はいつきても新鮮な発見と

喜びがあるように前進を続けていきたいと思っていますので、今後ともどうぞ

ごひいきに。

 

そして最後のお知らせです。

冬支度のためのお休みを、12月1日(土)から12月11日(火)のあいだで

頂きます。手つかずだった外回りの整備を中心に、より寛いでもらえる

店作りに費やす早めの冬休みです。ご迷惑をおかけしますが、どうぞ

よろしくお願いいたします。

 

さて、農家の奥さんが農作業の合間に長靴姿でランチしてくれたり、地元

の商売人さんたちが打ち合わせで利用してくれたりの賑やかな一日が

まもなく終了。とびきり甘酸っぱい無農薬ルバーブのジャムを乗せて焼いた

『ルバーブのタルト(200円)』、こちらも無農薬りんごの濃厚なジャム

とヨーグルトクリームをかけた『バターケーキ(250円)』をご用意して、

明日もお待ちしております。

 

 

 

2012-10-25 5:41 PM|だいじなお知らせ/メニュー紹介Comment(0)

本の紹介 絵本編

 

 

日が落ちてきたけど、まだライトを必要としない午後のいっとき。

窓から忍び込んだ光が、白樺の葉を操りながら壁に捉えどころのない

不思議な模様をひとしきり描き、それから消えていきました。

いや~、つくづく良い場所で過ごせているなあとしみじみ。

 

さて、シリーズHUTTEの蔵書紹介の3回目は、良い子のみんな、

そして純粋さを失わない素敵な大人たち、集まれ~~の絵本編です。

 

絵本に求めるものは人それぞれかと思いますが、個人的には「筋が

明確かつシンプルで、さらに10分程度で読みきれる頁数」であること

が大事だと思ってます。ちょっとした隙間の時間に手に取り、心が

たっぷり温もったところではいおしまい。お休みなさ~い。

そんな、小さくて薄いのに豊かなメッセージが詰まった、「すぐ効く」

絵本との出会いに、特に歳を重ねた今、余計に価値を感じるこの頃で

あるのです。さ、前置きはこれくらいにして1番のお気に入りからどん。

 

『しろいうさぎとくろいうさぎ』 

文・絵/ガース・ウィリアムズ 訳/まつおかきょうこ

小さな野うさぎの愛のお話し。表情と質感に富むイラスト。平易なのに

ぐっとくるセリフ(まつおかきょうこさんの訳がなにしろ秀逸)。絵本の

中の絵本です。手に取るたびに普遍的な愛のかたちに胸打たれます。

 

『LITTLE FUR FAMIRY』 

文/マーガレット・ワイス・ブラウン 絵/ガース・ウィリアムズ

まず表紙に脱帽。だって、描かれた熊のお腹からふわ毛(なんの毛が

使われてるんだろう?)が飛び出てるんですから。店を訪れる子どもたち

にも大人気です。全編英文ですが、絵を追うだけでも楽しい。

 

『パン屋のくまさん』

文・絵/フィービとセルビ・ウォージントン 訳/まさきるりこ 

一人(一匹)パン屋を営むテディベア(熊じゃありません。熊のぬいぐるみ

ですよ!の一日の始まりから終わりまでを綴ったという設定で1本。僕は

彼に憧れてカフェ店主になろうかと…というのは冗談ですが、子どもは

それに近い感想を抱くかも。しかし、無表情のくせしてどうしてこうも人を

惹きつけるのか、テディベア。そっちはほんとに憧れる…。

 

『せかいでいちばんすてきなないしょ』

文・絵/クリフ・ライト 訳/おかだよしえ 

動物ばかりが続きますが、こちらも熊が主役です。ささいな誤解が喧嘩

に発展し、サプライズを経て仲直りという絵本の王道的ストーリーですが、

舞台設定とイラストの良さが特別。

途中、主人公のすさまじい破壊を伴う(笑)怒りっぷりにどきどき

させられる頁が。可愛い顔して暴れると怖いのがクマですね。

 

『クマの名前は日曜日』

文/アクセル・ハッケ 絵/ミヒャエル・ゾーヴァ 訳/丘沢静也

見てください。白クマがペンギンを舐めています。アイスクリームかと

思いきや、生ペンギンです。なんておそろしい…。

海外の絵本好きには、この本の作者たちはすっかりお馴染みかと思い

ます。摩訶不思議でちょっとグロテスク。そこに風刺を混ぜた超現実を

独特の深みあるイラストと巧みなストーリー展開で描き出すコンビによる

1冊です。創造力を養いたい方必読。 

 

 あれ…ついついこんなに長くなちゃったけど、まだお披露目できてない

秀作がいくつも。やっぱり絵本話は盛り上がっちゃいますね。近々続編

アップします。

2012-10-22 1:57 PM|HUTTEにあるものComment(0)

チーズケーキ幾つかあります

飛びきりのピーカンですよー、現在の清里。黄葉した斜里岳を眺めに

おいでませ~。

 

と書いてみたものの、さて「ぴーかん」っていったい…と、なぜかこの歳に

なって急に見過ごせなくなったのでネットで調べてみました。

「日本語俗語辞書」なるサイトの解説によれば、ことのおこりは映画業界。

撮影時において快晴を指す業界用語として使われ始めたのが、世間にも

徐々に流布していったのだものなのだとか。由来には諸説あり、空の色が

煙草の銘柄ピースの缶に似ていたからというもの、快晴下ではカメラの

ピ(ピー)ントが完全(カン)に合うからといったものもあるが、正確なところ

はわかっていないのだそうです。いやいや新発見。個人的には単純に

光が「ピカーン」→「ピーカン」くらいなもんじゃないかと踏んでいたけど、

そこそこ奥深い理由があったのですね。

 

さて、そんなピーカン青空の下で味わって頂きたい今日のお菓子の紹介です。

 

 

甘酸っぱくて深みあるりんごジャムをぐるっと回しがけて

焼いた『りんごのチーズケーキ(380円@1/6カット』。

ありがちなもったり感はヨーグルトを加えて解消。あっさり

食べやすく仕上げました。

 

同じクリームを使った『梨のチーズタルト(200円)』(手前)と

『かぼちゃのチーズタルト(200円)』、2種のタルトもご用意して

お待ちしています。

 

 

ちなみに明日は2冊の絵本が届く予定。

一つはリーヴズ中村さん推薦の「たのしいふゆごもり」、

もう1冊は「岸辺のふたり」。

楽しみ! 

 

 

2012-10-20 11:26 AM|メニュー紹介Comment(0)

果物のお菓子

こんにちは。

今日もHUTTEのホームページをご覧頂き、ありがとうございます。

いや~、すっかり寒くなりました。今も看板に灯りをともそうと外に

出たら一気に身体が冷えました。深煎り珈琲で暖まるとします。

そうそう、当店では中煎り、深煎り2種類のブレンドをお出ししている

のですが、気温の低下とともに深煎りのオーダーが確かに増えて

きました。

【身体が冷える→コクの強い珈琲】

そんな潜在的心理作用が働くのでしょうか。気になります。

 

さて、秋の味覚を使ったお菓子がご用意できましたのお知らせです。

まずは『梨のタルト(350円)』。

 

 

新鮮な梨にクランブルをふりかけて焼きました。甘さ控えめで

本来の風味と独特のしゃきっとした食感がお楽しめいただけます。

 

続いて『りんごのマフィン(210円)』と『りんごのクランブルマフィン

(240円)』。知り合いから頂いた健康なりんごを甘酸っぱいジャムに

して、バターたっぷりの生地に練り込みました。こちらもおすすめです。

 

 

どちらも今日の昼過ぎてからの焼き上がりですので、明日もおいしく

お召し上がりいただけます。ぜひどうぞ。

 

ちなみに周辺の畑では収穫が最盛期。

 

 

朝から日が暮れるまで汗をかく農家さんに敬意を抱きつつ、

1日ごとの景色の移り変わりを楽しむ毎日です。

 

 

 

2012-10-18 5:19 PM|メニュー紹介Comment(0)

本の紹介 和書編

こんにちは。

今日もHUTTEのホームページをご覧頂き、ありがとうございます。

開店準備中のものすごい土砂降りから一転、上空はすっかりオホーツク

ブルーに染まっています。東へ流れる真っ白な雲とのコントラストが、

また眩しいお昼です。

 

さて、今回はひっそり連載「HUTTEの書棚」第2回として、棚に並ぶ

日本人作家さんの作品を書き連ねていきます。エッセーなどの

ハードカバーはまたの機会に譲るとしてまずは文庫本を、読み込んだ

順にレッツゴ―。

 

・『アラスカ 風のような物語』 星野道夫

 アラスカ滞在中の日々を、臨場感あふれる写真とともに綴った、

 様々な示唆に富む名著。ふとしたときに手にとって、ランダムに

 読んでます。 巻頭のムースの美しい写真だけでも必見。

 

・『羊をめぐる冒険』  村上春樹

 内容については説明不要でしょう。「取得」よりも「喪失」に

 人生の魅力を感じていた若き(青き)頃のバイブルでした。

 

・『風の歌を聴け』 村上春樹

 上と同じ理由で愛読。大学生にとっては麻薬的引力が

 ありますね。

 

・『北海道田舎移住日記』 はた万次郎

 下川町在住の漫画家による移住にまつわる歳時記。

 田舎暮らしの面白おかしい実態を「学び」ました。

 

他、『東京奇譚集』、『1973年のピンボール』、『カンガルー日和』

など、比較的古い村上春樹作品がいくつか。どんよりと重い読後

感に苛まれる夏目漱石さんの『こころ』、松浦弥太郎さんの随筆

『くちぶえサンドイッチ』。『高村光太郎詩集』に『銀河鉄道の夜』。

さらにこれから読みたい、片桐はいりさんのエッセー『わたしの

マトカ』、『グアテマラの弟』などもあります。…あれ、こうして

並べるとこっちもやっぱり文庫は少ないなあ…。ま、随時入れ替えと

入荷を重ねていきましょう~。 自宅に眠る本もありますので、

気になるものがあったら思い切って聞いてみてください。低い

確率で応えられるかと思います(笑)。

そして次回は、紹介も楽しい「絵本編」です。お楽しみに。

 

 

店内は少しずつ冬支度を、ということでストーブの動作テストを済ませ、

膝掛けも数枚増やしてあります。ぜひどうぞ。

 

最後に11月のお休みのお知らせも。

11月10日(土)~13日(火)の間は出張のためお休みさせて頂きます。

詳しくは以下よりご参照ください。よろしくお願いします。

http://www.hutte-cl.com/264.html

 

 

2012-10-15 1:11 PM|HUTTEにあるものComment(0)

今日のおやつ速報

こんにちは。

快晴の清里より、おやつ速報をお届けします。

 

昨日焼き上がって、さっそく好評を頂いております

『ドライフルーツのアーモンドタルト(350円)』(写真左)や、

おそらく今年最後のフルーツほおずきが入った『ほおずきの

アーモンドタルト(200円)』(写真右)など、アーモンドクリーム

たっぷりのタルトが充実しております。

 

 

とくにドライフルーツの方は、いちじくなど果実ぎっしりの力作

です。甘党さんはお早めにどうぞ!! 残り2個です!

 

さらに、さきほどは、梨を軽くソテーしてさっぱり味のヨーグルト

クリームをのせた『秋のタルト(200円)』も登場。爽やかな甘み

がタルトの香ばしさを引き立ていて美味です。こちらもぜひ~。

 

それではまた。今日はあっさりめで失礼いたします。

 

 

2012-10-14 2:38 PM|メニュー紹介Comment(0)

雑貨紹介 その3

秋の装いにしっくりくるカラーリングが個人的にもかなり気に入っている

ハンドメイドバッグが札幌から届きましたのでご紹介します。

 

(モデル:身長160センチ)

 

一針(ひとはり)の『モザイクショルダー(13,000円)』。

 

一針は札幌を拠点に活動するクリエイター福田昌彦さんが

主宰するハンドメイドクラフトブランド。ジーンズの裾、あるいは

珈琲豆を運ぶための袋など、本来は捨てられゆくものたちに

「普段使いのかばん」という新たな役割と居場所を与えること。

そんな、今の時代に必要とされる視点を大事にしながら

福田さんはモノづくりを続けています。

また、元は自転車乗りだったりアウトドアガイドだったり、

福田さんは野外遊びの達人でもありまして(一緒に羅臼岳で

一泊した仲でもあります)、作品はオシャレでありながらあえて

ラフに使いたくなる武骨さも備えていて、男性にもかなり人気

があります。

 

ディテールも凝っています。

チャックの持ち手には革を採用。 内部にはかっちょいいタグが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内部は3分割の小ぶりなポケットつきで

携帯電話や小型の手帳、財布、文庫本

が入ります。あ、一眼レフは無理ですが、

コンパクトデジカメなら余裕なサイズ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに端材を原料としているので、一針の作品には一つとして

同じものはありません。世界にたった一つの一点もの。そんな

特別感も魅力の一つと言えます。

今回はシリアルナンバーNO.25と26の2種を入荷しました。

 

写真右/NO.25

写真左/NO.26

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、今日のおやつをちら見せ。

甘く煮たトマトの上にリコッタチーズをたっぷり。

『トマトのタルト(300円@1/6カット)』です。

 

 

他、『フルーツほおずきのマフィン(250円)』と『バターミルク

タルト(200円)』もございます。

 

丸太を運んだ右手首が若干おかしくなっているため、更新に

時間がかかりましたことも書き添えておきます。

おいしくドリップできるか心配…。

  

 

2012-10-11 1:06 PM|とり扱い雑貨あれこれComment(0)

出張とお休みのお知らせ

斜里岳の麓では最低気温が10度を下回るように

なりまして、朝の気配のなかで飲む珈琲がますます

美味しく感じられます。

 

さて、今日は出張出店とそれに伴うお休みについての

お知らせです。

 

【HUTTEの出張】

日時/11月11日日曜日 11:30~14:00

場所/霧多布湿原センターhttp://kiritappu.mond.jp/center/

内容/センター2Fのカフェにて毎月1回開催されている『ワンデイシェフ』に

    お邪魔します。

    メニューは1品のみで『ベーグルサンドとキッシュ、スープのプレート

    (800円)』を予定。こちらは20食限定で完全予約制になります。

    また、『オリジナルブレンド珈琲(深煎り・中煎りの2種、480円)』を

    ハンドドリップで提供するほか、お持ち帰り用のベーグルとスコーンも

    ご用意します。こちらは予約不要ですが、数量限定なので時間帯に

    よっては品切れの場合がございます。

    ワンデイシェフのご予約は TEL0153‐65‐2779まで

胸の内/まだまだ若葉マークなところに出店オファーを頂き、内心どっきどき

     ですが、まあ最終的には言い出しっぺの湿原センター阪ちゃんに

     でっかい助け舟を出してもらおう、とそんな感じで参上します。

     あとは、この時期の霧多布湿原は夕日とススキのコラボがもう

     それは美しいので、厚岸の海の幸や湿原のマイナスイオン含めて

     満喫してこようかと、そんなもくろみもあります。 

 

【出店に伴うお休み】

11月10日(土)   仕込みと現地入りのためお休み

11月11日(日)   霧多布湿原センターにて営業

11月12日(月)   お休み

11月13日(火)   定休日

11月14日(水)~ 通常営業

 

以上、気になる方はお気軽にHUTTEまでお問い合わせくださいませ。  

 

ちなみにこの頃の夕方は窓がこんな画を宿します。

 

 

西日の方へ眼を向ければ、すっかり葉を落とした大豆たちの

艶姿。

 

 

 それではまた明日。

近日中の新メニュー登場を写真で匂わせながら

さようなら。

 

 

2012-10-10 9:20 PM|だいじなお知らせ/もよおしものComment(0)

3連休ですね

 

 

こんにちは。

今日もHUTTEのホームページをご覧いただき、ありがとう

ございます。

行楽シーズンに嬉しい3連休が始まりましたね。清里はじめ

オホーツク一帯は天候に恵まれ、予報によれば気温も高め。

紅葉にはまだしばし間がありますが、秋の澄んだ風はきっと

優しく心を洗ってくれることでしょう。

 

さて、遠方からのお越しを予定の皆様のために、そして

新しいもののご紹介もありますのでここで改めてメニュー

紹介です。

 

『HUTTEプレート(1,000円)』

ハーフサイズベーグル(クリームチーズとはちみつ添え)、

スモークサーモンと玉ねぎのキッシュ、にんじんのピクルス、

特製マッシュポテト、ウィンナー、清里産野菜のスープ。

バリエーション豊かな盛り合わせです。数量限定ですので

売り切れの際はご容赦願います

 

『ベーグルサンド(各380円)』

スモークサーモンとピクルスを混ぜた特製マッシュポテト

道産菩提樹の蜂蜜とクリームチーズ

メープルシロップとバター

以上3種から選ぶサンドです。

 

新しいセット

『ベーグルプレート(500円)』

プレーンベーグルと小さめキッシュ(スモークサーモンと玉ねぎ)、

清里産野菜のスープを一皿に。プラス180円でベーグルを上記の

サンドに変更可能です。こちらは午後3時からの提供で、数量限定

売り切れの際はご容赦願います。

 

他、ありがたいことに世代を問わず人気の『スコーン(150円)』や

『HUTTEオリジナルブレンド珈琲(深煎り、中煎りの2種で各480円)』、

さらには売り切れ御免の気まぐれお菓子『今日のおやつ』なども

ございます(今日は『かぼすのせマフィン(230円)』、『ローストナッツ

タルト(大300円、小200円)』)などもございます。

 

大豆畑の向こうでどーんと構える斜里岳とともにお待ちしております。

 

 

今日はあえてモノクロできめてみましたがいかがでしょう。

  

 

2012-10-06 10:57 AM|メニュー紹介Comment(2)

本の紹介 海外小説編

こんにちは。

今日もHUTTEのホームページをご覧いただき、

ありがとうございます。

 

昨日も今日も清里はどっぷり曇り空。夕焼け撮影隊もお休みです。

が、せっかく撮りためた写真があるので放出します。

ぽん。

 

 

お店の前の畑越しにウナベツ岳、そしてその奥では知床連山が

雲をまといつつあります。どうでしょう。カメラを手に飛びださない

わけにいかない景色だと思いませんか。

 

さて、お店も落ち着いていることだし、いっちょ蔵書紹介でも初めてみる

とします。

初日は海外の小説リストをざっくりとしたためますが、その前に選書の基準に

触れておく必要がありますね。

僕が好きなストーリーの一つとして、描写は限りなくリアリティを

伴っていながら筋としては幻想的だったり超現実的だったりするもの

があります。その微妙なバランスを巧妙に行き来しながら進んでいく

物語にぐっとくるのです。それに加えて文体にリズムがあれば言うことなし。

村上春樹さんの作品が好きなのも、そうした要素を見出しているからに

他なりません。

 

さて、リストです。いささか少ないですけど…

 

・『幽霊たち』 ポール・オースター 

村上作品の匂いのする、虚構と現実が絶妙にミックスされたミステリー。

海外作品の中では(そんなに読んでいるわけではありませんが)、

いつまでも私的ランク1位であり続けています。

・『異邦人』 カミュ

思春期に読みましたが、幸福と絶望が紙一重に位置しているという

事実に初めて触れ、その先の人生に不安を覚えた記憶があります。

・『雨・赤毛』 モーム 

海外のサスペンス映画には、この1冊をヒントにしたものが多いはず。

衝撃の結末はもちろん、そこに至る閉塞感に満ちたトーンも好き。

・『老人と海』 ヘミングウェイ

「この男に関する限り、何もかもが古かった。ただ眼だけが違う」

表現がいちいちかっこいい。

・『かもめのジョナサン』 リチャード・バック

人生に迷ったら手に取ってほしい1冊です。

・『ぼくが電話をかけている場所』 レイモンド・カーヴァ―

・『最後の瞬間のすごく大きな変化』 グレイス・ペイリー

上の2冊はともに村上春樹さん訳の短編集で、結末がどこにも辿りつかない

感じが好きです。暇な時にふっと手に取れる気軽さがいい。

 

以上、…ほんとに少なっ!! というツッコミもありましょうが、リストでした。

いずれ日本文学編もお目にかけます。…海外編より少しだけ

多めです。

 

 

2012-10-05 12:28 PM|HUTTEにあるものComment(0)

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