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1月のスケジュール

こんにちは。

いよいよことしの営業ものこり3日となりました。こんどの月曜が2015年

の最終日となります。日替わりメニューとして「たまごサラダのベーグル

サンド(自家製ザワークラウトつき500円)」や、おやつには月のチーズ

オプションありのビスケットなどをご用意してお待ちしております。

なんだかさいきん無性に喫茶店のたまごサンドが食べたくて、かといって

行く機会がつくれないのでつくってみたたまごのサンドイッチ。食パンに

挟まれてなくてもたまごサラダはおいしい。発見でした。

 

さて1月の営業日がきまりました。

2日(土)、3日(日)、4日(月)→11時~16時

5日(火)→10時~14時

9日(土)、10日(日)、11日(月)、16日(土)、

17日(日)※、18日(月)、23日(土)、24日(日)、

25日(月)、30日(土)、31日(日)

時間表記のない日は通常どおり11時オープン、17時クローズ(L.O.16時半)

となります。またこれからの季節は吹雪による臨時休業も予想されますので、

ご来店に際しては当ブログかお電話にて事前に確認されることをおすすめ

いたします。

※17日は夕方より貸切営業のため、15時閉店(ラストオーダーは14時半)と

なります。

 

そしてことしも嬉しいことに、札幌presseさん協力の北欧展企画が実現しそう

です。予定では16日土曜からの約1カ月間。新世代のテキスタイルデザイン

のユニットとして世界的に注目を集める「カウニステ」のアイテムを主軸に、

その特別な肌ざわりに町内のベテランニッターさん大喜びだったデンマーク産

ウールほか毛糸各種。そして当店の雰囲気になじむ、馴染み過ぎてもらわれて

いくのが惜しい古くてちいさなオブジェなども幾つか並ぶ予定です。

手にとりやすい価格帯もうれしい北欧クラフトのフェア。期待に胸を膨らませつつ、

財布と相談しつつ、つぎのインフォメーションをおまちください。

カモメのピンブローチ(3240円)。イギリスの古物です。布にあてるとこんな

感じになりまして、空を泳がせるようにハットに留めるのもいいですね。 

 

2015-12-25 1:02 PM|だいじなお知らせ/とり扱い雑貨あれこれ/もよおしものComment(0)

鈍く光るもの

こんにちは。

数点分の写真をさらっとお見せしただけだった、鈍い光をしずかに

たたえる古い小物をここであらためてご紹介いたします。まずは

収納系です。

ブリキ素材のキャッシュボックス(3780円)

ありそうでなかなかないモスグリーン色と、ひとつあると便利な

大きすぎず小さすぎずのほどよいサイズが魅力。たとえば

折に触れてひらく文庫をおさめて枕元に。

ハガキはちょうどよく。あるいはお店の方なら出張用の金庫に。

持ち手はありますが鍵はなく蓋をロックできないので持ち歩きの

さいにはおさえが必要です。

こちらは日本製、アルマイトの弁当箱(1000円)です。擦れや細かな

スクラッチはありますが未使用品で仕分けのカップもついています。

手のひらサイズのカードケース(3240円)。ステンレス製で薄さの

わりに丈夫、かつ存在感があるので、常備しないけど大切なカード

類をきちんと預かってくれます。ごついからちょっとやそっとのこと

では見失う心配はない。それでいて細身だからすこしの隙間にも

隠れられる。さらに、ほお~と感心したのは開け締めの簡便さ。

親指で突起部をおすだけでぱかっとちょうどよい角度にひらき…

閉じるときも片手で事足りるという利便性と開閉時に指に伝わる

ここちよい振動で、試すたびにかなかの別れがたさが募って

いくはずです。ある種のかたには。 

ステンレスのシャーレ(1000円)と

ガラスのビーカー(1500円)はどちらも日本の実用品です。きっと

汚れを許さない環境のなか、化学用のぴったりしたゴム手袋により

あちこち運ばれつつ役割をまっとうしてきた退役組見た目はまだ

まだぴんぴんして勤労意欲もありそうなのであらたな雇用主を

お待ちしています。

 

さてこんかいはここまで。次回は飾りになるものを数点ご紹介でき

ればと思っています。

2015-12-22 3:12 PM|とり扱い雑貨あれこれComment(0)

「ゆきのした」をしって冬も大らかに

こんにちは。

やや底冷えのするほんじつは仕込みで朝から店に。キッチンでは予告

した自家製ベーコンといっしょにだすザワークラウトやベーグルの製造

中です。ちなみにそれらは明日とどく月のチーズのひとつ、ギョウジャ

ニンニク味とのセットでひがわりメニューになりますが、くわしくはまた

明日、ひがわりおやつとあわせて改めてお知らせいたします。

 

さて12月も中旬。予報の雪マークをみかけるたびに、風は!? 気圧は

なにヘクトパスカル? そもそもヘクトパスカルって? で、お店行けるの?

いつにもましてお客さんこないね! とあたまのなかの小人たちがぎゃあ

ぎゃあ騒ぎ立てる落ち着かない時期になりました。

でもこれを手にすると、うるさかった住人たちが、いや~、そんな騒ぐ

ほどのことじゃなかったねと肩を叩き合いながらほっとした顔で談笑を

はじめる。そんな精神安定剤的絵本がこちらです。

「ゆきのうえ ゆきのした」

文/ケイト・メスナー 絵/クリストファー・S・二―ル

訳/小梨直 発行/福音館書店 1512円

めずらしく表紙に惹かれて直感的に仕入れをきめた絵本で、開いて

みたらイラストも内容も好みですぐ気にいりの1冊になりました。

土のなかもふくめた雪原下における小動物たちそれぞれの営みが

描かれるなかでいろいろ発見がありますが、なかでもマルハナバチ

冬眠して春を待つ、という事実にはびっくりさせられました

ちいさな身体で工夫を重ねながら、しなやかに冬をのりこえる生き

ものたちがすぐそこに大勢いるのに、吹雪の予報にいちいちびく

びくしてたってしかたないよねと大らかなきもちになれるのです。

 

なんでも、冬をまえに働き蜂が全滅するなかで、女王蜂だけ

生き残る権利を手に眠りにつくのだとか。いのちの営みは

つくづく不思議。

この本に背をおされたこともあり先日、川湯の森へ。

縮こまらずに歩けば自分にとって大切なものがみられる

のですね。

 

2015-12-11 1:53 PM|とり扱い雑貨あれこれComment(0)

きょうもまた書籍紹介と新作ジャム

こんにちは。

きのうきょうと製作中の柚子とショウガのジャム。まずまろやかな甘みと

柚子ほんらいの澄んだ酸味、それを覆うようなかんじでショウガの苦み

があとからと、素材ごとのおいしさをきちんと伝えられる仕上がりになった

とおもいます3倍ほどのお湯で割れば、この季節とくに身体がよろこぶ

柚子茶にも。数量限定で今週土曜からの登場です。

 

つづいて連日の本の紹介です。

左「ハーブのサラダ」 著/冷水希三子 1,728円

右「世のなか 食のなか」 著/瀬戸山玄 1,836円

発行(共に)/アノニマスタジオ

 

冷水さんの本はどの料理も素材の色づかいが美しくて端正

で、まじまじと見とれてしまうことがよくありますが、こちらの

サラダレシピ集も白のプレートに食材が鮮やかに映えて、

眺めるだけでもたのしめる1冊になっています。

ごく個人的な感想でいえば、上手な活かしかたがわからない

ものだから、ぜんぶあんたが悪いとスギナのせいにしてつい

ほったらかしちゃうなんちゃって菜園に来年こそきちんと向き

合おうと、そういう気持ちになりました。いままで植えたものに

手を入れなおして、新顔も育ててみたい。まずは野生に

もどってみるみる巨大化したフェンネルに謝らなきゃ。

 

 

「世のなか 食のなか」はドキュメンタリストの瀬戸山玄さんが

日本各地でしずかにそれでいて揺らがない光をはなち続ける

食材や食にまつわる営みを訪ね歩いた取材記録。日本古来の

食文化が損なわれていくことへの危機感が発刊のきっかけに

なったそうで、だからそれを守る人々への敬意が文脈ににじみ

でて、読んでいてじんわり熱くなるものがあります。

 

効率を最優先にして機会的に均一的につくられる食べもの

と、素材に忠実に手間ひまを惜しまずつくられるもの。

どちらを食べるかということは別にして、その境界はきちんと

把握しておきたいものです。 

 

2015-12-09 9:49 AM|とり扱い雑貨あれこれ/メニュー紹介Comment(0)

エッセイよりな料理本

こんにちは。

こまかく刻まれた柚子から放たれる目にみえない果汁の粒子鼻から

しのびこみ脳内は南国。そんなほんじつです。去年からのお付き合い

である愛媛の無茶々園さんからの柚子は、同じく直送の無農薬生姜と

いっしょにジャムに加工されている最中で今週土曜から販売予定。

そのままでも販売しております。有機栽培で身はもちろん表皮も

まるごと健康な愛媛産柚子で柚子湯はいかがでしょう。一玉100円です。

 

営業スケジュールについておしらせがひとつ。

20日日曜は夕方より貸切となるので15時閉店(ラストオーダー14時半)

とさせていただきます。

 

さて、入荷したばかりの本からきょうは食をテーマにしたものをご案内

いたします。

「食記帖」 著/細川亜衣  発行/リトルモア 1728円

東京から熊本に嫁いだ料理家の著作は日々の雑感と、つくり、口に

したものの記録帖。旬の地場産食材をつかったレシピには写真が

なく、あくまで日常のひとこまとして調理の流れを記しただけ。そして

全ページモノクロと、さいしょから最後まで歳時記としての簡素な

体裁をたもって構成されているのがユニークです

なるほど、と頷かされたのはあとがきにかかれたこんなくだり。

視線や五感食のまわりから他のものへも向けられだした―

そんな価値観の変化がこの物静かな構成の背景にあるのだと

おもって読み直すと、また違った味わい深さがありました。

なにげなく挟まれた野菜や植物のスケッチも素朴でよいかんじ。 

 

「長尾智子の料理1,2,3」 「続長尾智子の料理1,2,3」

著/長尾智子 発行/暮しの手帖社 1,512円

うつくしくスタイリングされたレシピ集も料理にたいする動機付け

なりますが、なんとなく台所にむかう習慣づくりには結びつかない

のでは、という気がしていました。例えるなら、ぐいっと引っ張られて

台所へはいる感じ。その点、この写真少なめでエッセイよりの料理

集はそっと背中をおしてくれるようなさりげなさで、自然に料理したい

気もちが湧きあがってくる、そんな読後感がのこりました。

ググらないといけない難解な専門用語が使われてるとキッチンに

はいるまでに余計な時間がかかるものですが、この本はそういう

邪魔をはたらくことなく料理との仲をとりもってくれます。いいやつ。

 

料理と言えば、今週土曜からは自家製ベーコンをつかったメニューを

予定しています。あぶらのすくない道産の豚肉をゆっくりと燻して

しあげる味わいぶかいてづくりベーコンをぜひいちどおためしください。

2015-12-07 3:54 PM|だいじなお知らせ/とり扱い雑貨あれこれComment(0)

ともかく本とどきました。

遅れること半日。きのうの夜になって書籍が到着しまして、さきほど

ようやく棚におさめることができました。

とにもかくにも届いた本をかなりざっくりご紹介します。

エッセイや実用書。

椅子に腰かけたまま旅する雑誌。

吹雪をすこしだけ赦せる絵本。

本の世界へ深くふかく潜るには快適な読書環境をつくることも大事。

そこでこのフレグランススプレー。持続する澄んだ森の香りに包まれ

て雑音も雑念もすこしずつ薄れていくことでしょう。

読書期にあわせてすこしだけお求めやすい価格になって

おります。

 

2015-12-06 10:05 AM|とり扱い雑貨あれこれComment(0)

ちいさなアンティークとおやつの紹介

まずは訂正から。ほんじつ書籍の入荷を予定していましたが、手違いが

あったようではやくて明日となりそうです。あらためて到着しだいご案内

いたしますので、お目当ての本があるかたはひきつづきブログをご確認

いただければと思います。

 

せんじつご案内した、ちいさな古物はこんなかんじです。

 

 

本日のおやつは清里産小麦と全粒分をつかった甘さひかえ

めの焼き菓子「ビスケット(160円)をひさしぶりに。店内にて

お召し上がりの場合は、+100円でメープルバターに変更

できますので甘みがほしい方はご利用ください。

 

濤沸湖畔 12月4日 15時

晴天のHUTTEのあとは濤沸湖畔から、さっき見上げた斜里岳を

ふりかえる。そんなコースどりもおすすめです

2015-12-05 11:56 AM|とり扱い雑貨あれこれ/メニュー紹介Comment(0)

じつはとどいてたものも。

こんにちは。

ぜんかいひととおりの入荷案内をすませたばかりでなんで

すが、お知らせもないまま(今してますけど)ひっそり並んで

いるものもあります。和洋のちいさなアンティークが、おくの

陳列棚に10数点ほど。

たとえば、ゆるやかでうつくしい砂の流れについみとれ

しまうイギリス製の持ち歩けるサンドグラス。クラシックな柄の

スープカップもイギリスからのもの。ユニークな蓋のついた

フラスコやアルマイトのちいさな弁当箱など日本の工芸品

もいくつかございます。

写真は土曜、ひがわりおやつの紹介とともに掲載します

ので、お出かけ前にあわせてご覧ください。

そして欠品していた奈良嘉兵衛本舗のほうじ茶も土曜に

入荷のはこびとなりました。もう毎日欠かせないという

声も聞こえてくる、のみやすさ抜群の番茶です。

そういえば書籍も同日。ぎゅうぎゅうな土曜になりそうです。

おもむろに冬の野上峠。弟子屈から清里への途中です。

なかなかの絶景です。斜里川沿いにはオオワシ、オジロ

ワシが目立ち、町内でもたまにゆうゆうと羽を拡げている

姿をみかけるようになりました。

冬は冬で見るものいっぱいですが、脇見しすぎずにおこし

ください。

あ、今週末より閉店17時、ラストオーダーは16時半になり

ましたのでご注意くださいませ。

2015-12-03 12:00 PM|とり扱い雑貨あれこれComment(0)

とどいたものと、さきざきとどくもの

こんにちは。

届いたものやこのさきの入荷予定、来週末のおやつのご案内です。

長くなりますが、さいごまでお付き合いください。

 

季刊サルビアの最新号が届きました。特集は「くつしたづくし」。

 

老舗メーカーさんとの心のかよった繋がりから生まれる

サルビアオリジナル靴下のはなしです。

 

好評いただいている「月のチーズ」は予約受け付けを来週

12月5日土曜まで延長し、入荷はその翌週末12日土曜

というスケジュールでほぼ確定です。変更があったらその

都度おしらせいたします。

 

書籍の入荷日は来月5日にほぼ確定。以下、リストです。

<食・食文化>

世のなか 食のなか 著/瀬戸山玄

ハーブのサラダ 著/冷水希三子

食記帖 著/細川亜衣

長尾智子の料理1,2,3

続 長尾智子の料理1,2,3  著/長尾智子

<くらし>

あしたもこはるびより 著/つばた英子

<エッセー>

「暮しの手帖」とわたし 著/大橋しず子

ぽてんしゃる。

忘れてきた花束。 著/糸井重里

<哲学>

孤独の愉しみ方 著/ソロー

<絵本>

ゆきのうえ ゆきのした 著/ケイト・メスナー

<旅の雑誌>

PAPER SKY vol.44、vol.48

 

鼻をくすぐられて覗いたキッチンではラム酒あがりのほろ酔いドライ

フルーツがケーキされるのを待っているところ。こちらは来週末の

テイクアウト品として登場するそう。また、すっかりおなじみ愛媛は

無茶々園さんから直送されるすこやかに実った柚子とショウガ

つかった季節のジャムづくりも近々予定されています

 

きょうはひさしぶりに雪の心配いらず、解放感をくれる空でした。

 

 

2015-11-30 3:51 PM|とり扱い雑貨あれこれComment(0)

いっきに冬のまんなかに

一夜あけたら冬景色。べとつくような雪はやむ気配もなく、どん

どんおちてきています。昼ごろからは風もくわわって、今朝

はじまりを迎えたばかりなはずのにもう冬のまんなかにいる

ような風景がまどのむこうにひろがりやがっています。

 

16時現在、止む気配もなくアクセスが危険なので本日は

16時30分にて閉店させていただくことにいたします。

 

さて、いくつかおしらせです。

先日もおしらせした柿のジャムを、あらためてご紹介します。

たっぷりの熟した果肉にきび糖をくわえて煮詰め、できあがりは

こんな深い色合いに。好みのわかれる柿特有の風味は自家製

レモンシロップをミックスしたことでかるくなり、干し柿のような

こっくりした甘みになりました。たとえばクリームチーズと混ぜたり

してもおいしいとおもいます。 

 

新刊「特集 くつしたづくし」と数冊のバックナンバーをあわせて

季刊サルビアが12月上旬に入荷する予定。ほか、孤独を厭わない、

というかむしろすすんで一人の時間をつくりだし、浸る、僕のまわり

におおい、そんな傾向をもつ知人が絶賛する「ソロー 孤独の

愉しみ方」をふくむさまざまな書籍もまた来月のあたまごろに

並べられる見込みです。きゅうな吹雪で家から出られなくても、本

さえあれば窮屈さは感じずにすみますからね

ちなみに補充入荷にともなう中古本のセールも実施中。気軽に

てにとれる内容、価格ですのでみてみてください。

 

こちらは現在の店頭在庫から。

「ふゆ」 さく・絵/こうのあおい  アノニマスタジオ発行 1620円

冬をまえにして縮こまりがちなこころをときほぐしくれる1冊

です。

2015-11-24 3:32 PM|とり扱い雑貨あれこれ/メニュー紹介Comment(0)

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